男性ホルモンを増やすために、普段気をつけたい食事の内容とは?

男性機能の向上や、精力向上に欠かすことが出来ない男性ホルモン(テストステロン)は加齢とともに減少してしまいます。

男性ホルモンを増やすのに役立つ食べ物を摂って、パワーアップを目指しましょう。

0003

男性ホルモン(テストステロン)を増やす食べ物

摂りたい成分

亜鉛

男性ホルモンを増やすのに積極的に摂りたい成分は亜鉛です。

亜鉛は男性ホルモンであるテストステロンを作り、精子を作りだします。また、亜鉛には様々な酵素を補助し、代謝を活性化させる働きもあります。

亜鉛が多く含まれている食品としては、牡蠣やしじみ等の貝類があります。

赤身の牛肉なら、亜鉛やたんぱく質も豊富です。

ビタミンE

アーモンドやピーナッツ、うなぎ、モロヘイヤ等もおすすめ。これらの食材には、テストステロンを増やす、ビタミンEが多く含まれています。

ビタミンEには、抗酸化作用もあり、身体の老化、動脈硬化などを予防して、若々しさを保つ働きがあります。

アリシン

次にオススメしたいのは、ニンニクやニラ、タマネギなどの匂いのある野菜類です。

これらの野菜にはアリシンという物質が含まれています。

アリシンの効果

  • テストステロンを増やす
  • 疲労回復・スタミナがつく
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 生活習慣病を予防
  • 抗酸化作用

アリシンで、滋養強壮・精力向上

コレステロール

実は男性ホルモンの原料ってコレステロールなんです。長い間、コレステロールは摂りすぎないほうがよいとされていましたが、どうやら十分な科学的根拠はないんだとか。厚労省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、コレステロールの摂取目安量・基準が撤廃されました。

コレステロールなら、タマゴがオススメ。わたしは毎日1〜2個食べるように心がけています。

DHEA

DHEAとはデヒドロエピアンドロステロンの略称です。なんだか聞いたことない名称ですね。これも男性ホルモンの一種で、主に体内の副腎皮質で分泌されるホルモンです。このホルモンも加齢とともに減少します。

ヤマイモ

DHEAを増やすならヤマイモです。滋養強壮に効果的な食材ですね。

ヤマイモはすりおろすことで消化酵素を強くさせるだけでなく、漢方の補中益気湯の原料ともなり男性機能を向上させます。ヤマイモをご飯にかけたり、山かけ、短冊料理など、色々と工夫して摂りたい食材です。

水溶性食物繊維

精液の原料、短鎖脂肪酸

最後にオススメしたい栄養素として、水溶性食物繊維があります。

体内で、水溶性食物繊維→短鎖脂肪酸→精液に

水溶性食物繊維は腸内環境を整える作用があり、腸内環境が整うことで、体液のバランスも整えます。この体液のバランスには精液も含まれており、結果として男性機能の向上へとつながります。

水溶性食物繊維が豊富な食材としては、

えん麦、ライ麦、納豆、そば、アボガド、人参、オクラ、ゴボウなどがあります。

オススメは納豆

納豆なら、ナットウキナーゼの働きで、脳梗塞や血栓の防止や、豊富な水溶性食物繊維・不溶性食物繊維で、腸内フローラの改善にも効果的です。

バランスが大切

男性ホルモンを増やすには、以上のような食材を摂ることがおすすめとなります。

男性ホルモンを維持するためには、ストレスを溜めない生活を心掛けたり、生活習慣を整えたりすることもまた重要です。ジャンクフードを避けることも大切と言えるでしょう。